板金加工:アーク溶接について
本記事では、板金加工における「アーク溶接」についてご紹介しています。ぜひご覧ください。
当社は、3000mmを超える大型の溶接品を製造しています。溶接箇所が多い場合、また量産品の場合はロボット溶接が行われます。しかし、大物の溶接を一般的なロボットにて行う場合は、ワークの向き変更等、段取り替えに時間を要してしまい、結果生産効率が上がらないことがあります。
多軸溶接ロボット、例えば11軸の溶接ロボットであれば、ロボットアームだけでなくワークの向きも自動で変更するため、人手を介さず360度溶接が可能となり、生産性の向上が可能となります。
大物筐体を11軸の多軸溶接ロボットで溶接している動画になります。人手を介さない溶接により大幅に溶接時間が短縮されています。
船舶用尿素SCRシステムの一部となる触媒層は、L3000mm程度の大物であり、複数個所の溶接が必要となります。大物溶接は、一般的な溶接ロボットを活用しても時間がかかるため、11軸の多軸ロボットを使用し溶接しています。
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