本記事では、パイプ加工の中でも難易度が高いとされる3次元曲げと端末加工技術について、パイプ加工のプロフェッショナルが詳しく解説いたします。
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パイプの3次元曲げとは、通常行われるような単純な折り曲げやR曲げとは異なり、X-Y-Zの3軸方向に対して行われる複雑な曲げ加工です。その名の通り、立体的な配管パイプを製造することができますが、その分寸法変形や曲げ箇所の強度不足などトラブルも起こりやすくなります。したがって、高精度・高品質の3次元曲げを行うためには高い技術力が要求されます。
NCベンダーで3次元曲げを行っている当社は、独自設定を行った設備・金型を使用することにより、他部品が接合している状態からでも曲げ加工が可能です。
また、当社は極小曲げ(小R曲げ)も得意としております。極小曲げとは、パイプの直径よりも小さいRで曲げた際に、その直径を維持しながら曲げを行う加工技術になります。
端末加工とは、パイプの先端を様々な形状に加工する技術です。
代表的な端末加工の種類は、こちらになります。
・スウェージング加工
・エキスパンド加工(拡管加工)
・ビーディング加工
・絞り加工
・フレア加工
・バルジ加工
当社は、独自のノウハウにより、接合レスや仕上げ工程での切削部品レスを可能にすることで、大幅なコストダウンとリードタイム短縮を実現しております。また、3台の端末加工機(別名:ワーキングマシン)を保有しており、オリジナル金型を組み合わせることで、上に挙げた加工方法の他にも、お客様のご要望に合わせた独自の端末加工が可能です。
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今回は、パイプ加工の中で特に当社が強みとしているパイプの3次元曲げと端末加工技術についてご紹介いたしました。
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当サイトを運営する髙橋金属は、産業機械、建設機械、船舶、医療機器、食品機器部品など様々な業界のお客様に対して、パイプ加工品を納品しております。お客様の多様なニーズにお応えするため、鉄管・銅管から真鍮、SUS、アルミまで、そして直径Φ4~400までのパイプ材を在庫として保管しております。
総面積4,038㎡のパイプ加工専用工場である本社D棟では、切断~曲げ~溶接・接合~脱脂~検査までパイプの一貫加工を行うことができる設備を整えております。
また、接合技術については、材質は問わず細物~太物のパイプの接合が可能です。チャック径はφ4~φ508にあたります。当社には、日本海事協会・日本産業規格・溶接管理技術者の資格を保有している熟練の作業者が多数在職しております。そのため、小物から大物製品をはじめ強度の必要な製品や機能部品・外観部品などお客様のご要望に合わせたパイプ加工品の製造が可能です。
詳細は、こちらの工場見学動画をご覧ください。
パイプ加工のことなら、金属塑性加工のプロフェッショナルである髙橋金属にお任せください。
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