車載用空気清浄装置電子機器納入ケース

加工品実績・事例：車載用空気清浄装置電子機器納入ケース

製品分類	ケース	加工内容	プレス加工、溶接加工
業界	自動車	寸法	L47xW138xH30
材料	SGCC

加工品実績・事例の説明

自動車業界に向け、車載用空気清浄装置の電子ユニットを納めるケースとして使用する部品です。こちらの車載ケースの材質は防錆効果の高い、溶融亜鉛メッキ鋼板（SGCC）が採用されています。
溶融亜鉛メッキ鋼板（ＳＧＣＣ）の材料を折り込むことによって、箱型の形状を保持させています。また順送金型内でタップ加工（下穴にタップという工具を差し込みめネジを作る加工）を行い、箱型形状を保持する方法としてバーリングカシメを採用しています。バーリングカシメにて、溶接レスとなったことで、溶接工程の削減が可能となり、製造リードタイムの短縮につながりました。
製作に当たっては、曲げ加工を行った部分を凹ませるために「リブ加工」、強い圧力をかける「ヘミング加工」の2つの加工を駆使して製作を行いました。これにより、板厚を厚くすることなく製品の強度を大幅に上げることに成功しました。当事例のように、2次加工を型内で行うことで、工程が短縮し、コストメリットを提供することが可能です。
サイズは47ｍｍ×138ｍｍ×30ｍｍで製作致しました。

弊社は、単発型・順送型（プログレ型）・トランスファー型のいずれのプレス加工方法にも対応するすることができます。プレス加工は加工方法の違いでかかるコストが大きく変わることが知られています。また、弊社にお任せいただけますと切削加工などの工程をプレス加工に代替えすることで実現するVE・VAの提案をすることができます。生産増加に伴うご発注先の選定や材料コストなどにお悩みの方、是非お気軽に下記よりお問合せください。

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