第4次排出規制用エンジン架台

加工品実績・事例：第4次排出規制用エンジン架台

製品分類	架台	加工内容	板金加工、溶接加工
業界	産業機械	寸法	L590×W305×H90
材料	SS400

加工品実績・事例の説明

第4次排出規制用のディーゼルエンジンと触媒を締結するために使用される架台(ステー)を製造しています。第4次排出規制とは、2013年に始まった規制であり、従来の規制と比較し、PMで90％以上、NOｘで40％以上の削減が義務付けられました。この規制に対応するための、触媒の酸化機能を用いた排ガス処理装置用の架台となります。
当後処理装置用架台は鋳物で製造することを検討されていましたが、当社の加工技術により板金加工品として製造させて頂きました。板厚6.0mmのSS400鋼板をレーザー加工機にて切断し、ブレーキプレスで曲げ加工を行います。その後、ロボット溶接機を駆使して、効率的に溶接作業を行い組み合わせております。要求仕様であった、平面度公差0.5・直角度公差0.5・平行度公差0.3をクリアし、月産600台以上の量産に対応しています。
髙橋金属では、自動車や農機、船舶をはじめとして、エンジンに関わる板金加工品を数多く製造しています。板金加工専用工場を持ち、タレットパンチプレスや50t～130tのプレスブレーキを始めとした充実した板金加工設備を保有し、小型～大型までの部品製造にお応えします。また、板金加工専用工場には17台のCO2溶接機や8台のロボット溶接機を保有しています。これらの溶接ロボットと日本海事協会溶接技量認定を受けた5名の熟練した作業者によるハンド溶接により、製缶板金加工品を製造しています。エンジン関連の製造ノウハウを生かし、板金加工品を「最適コスト」「高品質」で製作させて頂きます。お気軽にお問合せください。