自動計量機用排出シュート - 金属塑性加工.com

加工品実績・事例：自動計量機用排出シュート

製品分類	シュート	加工内容	板金加工、溶接加工
業界	食品・衛生機器	寸法	L250×W250×H350
材料	SUS304

加工品実績・事例の説明

食品工場で使用される自動計量機器の排出シュートを製造しました。自動計量機と自動包装機を繋ぐシュートであり、食品は自由落下にて当シュートを通り自動包装機に排出されます。包装前の食品が直に触れるため、材料はSUS304を使用しています。当シュートの上部には、タイミングホッパーと呼ばれる製品を一次的に貯めるためのホッパーがあり、停止状態の食品をシュートを通して包装機に排出します。そのため、製品の落下スピードが遅く、シュート内で製品が停滞し包装機とのタイミングが合わないことが懸念されます。その問題に対処するため、粘着性のある商品については、排出遅れを防ぐために直径3mm程度の凹凸をシュート表面に施す、エンボス処理を行っています。このエンボス処理によって、商品とシュートの設置面積が少なくなり、製品が滑りやすくなり、排出遅れを解消することが可能です。
当事例のシュート製造は、エンボス材をプレスブレーキにて曲げ加工し、成型しています。食品工場で使用されるため清潔性や衛生面が求められるので、通常の曲げ加工で発生し得るブレーキ金型の加工跡を、独自の金型製作にて最小限にしています。曲げ加工後は、各板金加工品をスポット溶接機、Tig溶接機を用いて溶接し、焼け跡も除去することで、仕上がり品質を向上させています。食品業界で使用される金属加工部品は、バリの発生などに対して高い品質が要求されます。当社の熟練した作業者による加工で、高い要求品質にお応えし、食品機械メーカー様と多くのお取引を行っております。（内容確認お願いいたします）
髙橋金属では、板金加工専用工場を保有し、タレットパンチプレス、50t～130tのプレスブレーキを始めとした充実した板金加工設備を設置しております。また、13台のTIG溶接機、8台の溶接ロボットを始めとした多様な溶接機器を活用し、食品製造機器の板金加工品を製造しています。食品製造機器にまつわる板金加工について、お気軽にお問合せください。